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父のがん日記・前編

2007年12月26日

発見された胃がん

2007 11.14

私の父(76)が今日「胃がん」の宣告を受けました。

突然でした。電話で本人の口から聞かされました。近くの病院で内視鏡検査を受け、手術が必要と言われたそうです。真相を確かめるべく私は病院へ電話をかけました。場所は胃の上部の入り口近く(噴門付近)、大きさは5cm程度で、医師はきっぱりと「進行がん」「なるべく早く手術が必要」との説明。この「進行がん」とはがんの種類をいうのではなく進行の度合いであり「初期」や「早期」ではなく進行期に入ったがんということです…。

2007,11,14
グロテスクなので画像は縮小してます。
右から下にかけてのボコボコが「がん」です。
黒いのは内視鏡のケーブル。

悔しい思いでした。もっと早くから有機ゲルマニウムを飲ませていたらと。そもそも私自身が飲みはじめたのが2年前。その凄まじい効果を感じてから両親にも飲むようにススメてはいたんです。素直な母はしばらくしてからきちんと毎日飲みだして良さを実感しました。しかし父はどうも昔から偏屈なところがあり、私が説明すればするほど「えたいの知れない怪しげなモノ」としか感じていなかったようです。まあ、この歳まで大きな病気をしたこともなく、健康のために15年前にきっぱりとタバコもやめてた父だったので私もそれ以上は無理強いはしなかったのです。

そんな父が体調不良を訴えだしたのは今年の夏ごろからでした。血圧が高くなったり、血糖値が跳ね上がったり。病気には神経質で地元の個人医にはあちこち顔を売っている父だったので、マメに病院へ行きいろいろ検査もしたんですが原因はまったく不明。このころから母にうるさく言われ有機ゲルマニウムを飲んでいたそうです。でもきちんと毎日飲んでいたかどうかは不明…

10月の中旬〜下旬ころには食欲不振になり、倦怠感がひどくちょっと歩くのも辛いと言い出しました。日課のウォーキングも行けなくなり顔色も悪い状態です。でも晩酌をすると食欲が出て食べ物がおいしく感じるなどと言うしまつ。もともと私同様部類の酒好き。酒がうまく飲めるんなら心配ないと思いました。どこかが痛いわけでもなくはたして病気なんだろうか?老人特有の鬱病かとも疑いました。

そして11月の今日。
まだやり残していた検査、胃カメラ。食欲不振を強く訴える父に医師がすすめたのでした。その結果が「進行がん」「手術が必要」。

そうなんですよね。胃がんなら「胃が痛い」とか「胃がもたれる」とか不調がありそうなもんと思いますが、これがそうではないんですよ。そんな症状が出るころにはもう確実に進行期の中期から後期、もしくは末期なんです。毎年胃の検査やってればここまでは進行させずに初期・早期で発見出来たのに、あとの祭りです。胃の内視鏡検査はずいぶん昔にやっただけでした。今思えば父のいろいろな体調不良は、すべて進行した「がん」による生体バランスの変調によるものだったのでしょう。

さて、私はどうするべきか?

まず今日から有機ゲルマニウムを大量摂取させることにしました。1日約3gです。
さすがの父も今度ばかりは私の言いなりでした。

そして肝心の「がん」については少しでも状態を詳しく調べることが先決。病院選びを急ぐことにしました…



2007 11.20

癌研有明病院へ

本日、内視鏡検査の写真を持参し、癌研にて初診。持参した写真を見る限りでは医師の見解は同じく「進行がん」。そして手術は「胃の全摘」になるだろうとのこと。全摘とは全部摘出、胃の全部を開腹手術により切除です。残念ながら5cm程度まで進行したがんでは内視鏡手術の段階ではないんです。さらに高齢者に多い胃の上部のがんは、胃の下部の裏側のリンパ節を取り除くのに胃の下部も取るため、残せる部分がなく全部切除になってしまうそうです。癌研にてもう1度すべての検査をすることになりました。
今日は心電図・採尿・採血・肺活量検査のみ。

当の本人はゲルマニウムを飲み始めてちょうど1週間。日に日に元気になってしまい、血圧は落ち着くわ、食欲は出るわ、出歩きだすわ、部屋の掃除はするわ、顔色も赤みを取り戻し、まるで病人とは思えなくなってきました。

恐るべし、1日3g…。



2007 11.22

再度胃の内視鏡検査。持参した検便の提出。

地元の病院の内視鏡は鼻からの挿入で楽でしたが、癌研は口から挿入のものしかないそうで、父曰く「これは何度やってもイヤなもの」だそうです。
採取したがんの細胞検査の結果を10日ほど待つとのこと。

地元病院の内視鏡検査で進行がんと診断され、その日から有機ゲルマニウムを毎日3gずつ飲み始めてまだ今日で8日目です。本人が驚くほど元気になっても、がんの顔つきは同じようなものでしょう。細胞検査の結果も期待できないことは私でも想像できます。

両親は奇跡をわずかに期待しているようですが、8日では無理です…



2007 12.05

内視鏡および細胞検査の結果

結果が変わるはずもなく、医師から「腺がん」と告げられました。胃酸を分泌する腺細胞ががん化したいわゆる一般的な分化型がんです。未分化型のスキルスがんとは違い、進行はゆっくりです。医師の話では発症から3〜4年くらい経過しているとのことでした。

それから先日提出した検便と採取した尿の両方に若干の血液が混ざっていたらしく、至急もう1度尿の検査と腸の内視鏡検査が必要と告げられました。

すでにあちこちへ転移…?



2007 12.06

尿検査および腸の内視鏡検査

尿検査異常なし。腸には小さな良性と見られるポリープがあっただけでした。ポリープは取り除いてもらい、一応細胞検査はするそうですが、心配はなさそうとのこと。
この腸の検査は結構きついそうで、過去に1度経験のある父もしんどかったそうです。

しかし、とりあえずはほっとしました。

腸のポリープの検査結果は翌週らしいですが、これは大丈夫そうだし、今までの検査でも他の臓器への転移はどうやらなさそうです。これなら胃の切除だけですみそうです。

って手術? 胃の全摘? やっぱり?

これって順調に外科手術の道へ突き進んでますよね。

冷静に考えてみれば、そもそも外科での診察ですからね。切除可能なものは癌研有明病院でなくたって切るわけです。それが外科治療ってもんです。地元の医師に開口一番「手術が必要」と言われたもんだから、とりあえず外科だろうということで訪れたんですが…

本当にそれで良いの?

この段階の「進行がん」では切るしかないのでしょうか?父はもう76歳です。もちろん70歳代の患者でも胃の切除手術をする人は山ほどいるでしょう。特別なことじゃないとは思います。近年、胃がんの切除例数は、高齢者人口の増加・早期発見による切除可能症例の増加・進行がんに対する切除適応の拡大などで、増加しているそうです。また、日本の胃切除技術は世界のトップレベルとも言われているそうです。

しかし早期がんは90%以上が治りますが、進行がんで治る割合は50%前後らしいです。

この「治る」という基準は、便宜上5年再発しなかった場合を言います。
ということは…

胃切除をしても半分の人が5年以内に再発するということです。

5年以上再発なし50%の可能性に、老人が自分の胃袋を賭けて手術台にのぼるということがどういうことなのか?残りの人生に胃袋がないんですよ。せめてもう少し年齢が若ければと思います。でも日本の胃癌治療ガイドラインでは、父のような進行レベルのがんは手術ということになるようです。むしろ手術できるんだから、切除不能ながんや再発がんや末期がんに比べればまだマシと言われてしまうのでしょう。でも他に選択の余地はないんでしょうか?

有機ゲルマニウムの力でなんとかならないのか?

こういう時にこそ有機ゲルマニウムじゃないのか?

何度も自分に自問自答しました。
しかし冷静に考えれば考えるほど、父のがんは微妙な状態と言えました。年齢が80歳をとうに過ぎているか、または「がん」が進行後期か末期だった場合は、私は迷うことなく有機ゲルマニウムにすべてを託す決断をすると思います。
しかし父のがんは早期ではないがまだ進行初期〜中期であり、他の臓器への転移が今のところ見受けられない。76という年齢、また実質的な父の体力面から考えても、手術にはほぼ問題はないと思えました。

つくづく初期か早期のがんでなかったことをくやみます。2cm以下のがんなら切らなくても内視鏡手術でラクにがんだけ取り去り胃もそのまま。あとは転移・再発防止に有機ゲルマニウムにフル活躍してもらえばいい…

私は、父の残りの人生のQOL(生活の質)を優先させるべきかどうか、
もう1度考えてみることにしました…



2007 12.11

この5日間、切らずに何とかならないか考え続けました。

いろいろ調べたところ、「免疫療法」が良さそうでした。
その中でも特に興味を持ったのが「活性化NK細胞療法」。費用はかなりかかりますが、がん治療ガイドラインにはない最先端バイオテクノロジー療法です。
患者の血液を40cc程採取し、最新の培養技術で増殖・活性化し、2週間ほど無菌状態で約10億個のNK細胞を増殖させ、再び患者の体内へ戻すという療法です。
NK細胞とはリンパ球に含まれる免疫細胞の一つで、生まれつき(ナチュラル)外敵を殺傷する(キラー)能力を備えているため「ナチュラルキラー(NK)細胞」と呼ばれています。
NK細胞は自らの体内を幅広く行動し、癌(がん)細胞やウイルス感染細胞などの異常細胞を発見すると、真っ先に、単独で攻撃を仕掛けます。

活性化NK細胞療法













副作用の心配がなく、QOL(生活の質)を高く維持できて、再発・転移防止にも有効で、さらに、がん治療ガイドラインの標準治療である三大療法(外科治療・化学療法・放射線治療)との併用が可能であるため、相乗的な効果が期待できるというものです。

これは私には目からウロコのように思えました

何故かと言うと。

もうおわかりの方もいると思います。

「この免疫療法と有機ゲルマニウムを併用したらどうなるか」

別記事でも書いたとおりですが、

有機ゲルマニウムはインターフェロンを大量に作らせる。
         ↓
インターフェロンはNK細胞をパワーアップさせる。
         ↓
しかもそのNK細胞は10億個に増えているんですよ。

パワーアップした10億個のNK細胞が「ガン」を攻撃

これなら進行がんでも奇跡が起こせるかも。いやいや奇跡は起きなくてもがんを衰弱させ、転移をさせなければそれで充分ではないか?しかもゲルマニウム同様副作用もなく、QOL(生活の質)を保てる。現に父は今、有機ゲルマニウムだけでこんなに元気になってるんだから…

私は切らないならこの方法しかないと思いました。
この方法を試してみて、もしだめだったらそれから手術でも良いんではないか?

もちろんこの事を父と母にも話しました。お金のことは後で考えるとして、今回のことでは2人とも私の言いなりでしたから、「専門的な事はよく解らないからまかせるよ」としか言いません。しかしこれでまた葛藤…

自分で何もかも決めて良いものなのか?

本当にすぐ手術しなくても良いのか?手遅れにならないか?

今現在、他への転移がなさそうなら一刻も早く切るべきじゃないのか?

自分の親だからって実験材料にしてるんじゃないか?

もし他人だったら本当にそんな事をすすめるか?

医者でもないのに。

でも本人は胃がなくなることを心底恐れている…
出来れば手術したくないと本心で思っている…
術後のQOL(生活の質)を考えたら母も大変そうだし…

私が迷っていることを知った妹夫婦から「絶対に手術をするべき」との強い意見。
実は妹の義父(ダンナさんの父)は先月亡くなったばかり。しかも腸から肝臓へ転移した手遅れの末期がん…
手術をする直前にこの世を去ってしまったのです。妹夫婦は私のススメで有機ゲルマニウムを一生懸命飲ませ始めたんですが、時すでに遅しでした。義父と仲の良かった妹にしてみれば、義父の葬式の2週間後に実父のガン宣告だったわけです。転移もなさそうで手術が出来るのに何故しないのかと思うのは当然です。

活性化NK細胞療法のクリニックでも、「基本的に標準治療の出来ない患者、または標準治療との併用を希望する患者」が対象となっています。やはり私の考えは間違っているんでしょうか?ガンについて素人が何かを言うことはタブーなんでしょうか?いよいよ明日は病院で手術の相談をする日…

そして私は、やはり最終決断は本人に決めてもらうことにしたのです。

手術で胃を無くし、その後の生活が辛くても頑張って長生きしたいと思うか?
高い治療費を負担して、ずっと進行や転移の不安をかかえながら生活の質を保つのか?

そして父は前者を選んだのです…



2007 12.12

手術日決定

腸の細胞検査の結果も血尿の件も異常はなかったそうで、最後まで術後の「胃のない生活」を心配する私たちに、医師は明るく元気にこう言いました。

「そこは乗り切るしかないんですよ

父も大きく返事をしました。もう覚悟は出来ているようでした。

手術日は年末の12/28に決定…

私はこの話しを思い出しました。

有機ゲルマニウム開発者の浅井博士は、自分が喉頭ガンと分かった時、

「心配するな、ゲルマニウムを使って自分で治してみせる」

と主張したのですが、家族中が極度の不安と悲しみに打ちひしがれてしまい、そのことの方がこたえたそうで、渋々ノドの切開手術を受けたそうです。

そうなんです。浅井博士だってガンになったんです。有機ゲルマニウムを飲んでいたにもかかわらず。おそらく長年の研究による極度のストレスやヘビースモーカーだったこともあるんでしょう。または毎日の飲む量が少なかったのかもしれません。どちらにしてもガンはあなどれないということです。そしてやはり家族の強いススメで手術をしています。しかし転移率の高い扁平上皮ガンだったにもかかわらず、術前から大量にゲルマニウムを飲み、術後も毎日3g飲み続け転移再発もなく寿命をまっとうしています。この時から重度の難病やガンの場合の飲む量の指標が1日3gとなったのでしょう。

この結論で良かったのだと私は思いました。

父にも浅井博士と同じ道をと…



2007 12.19

胃のバリウム検査

手術のために、ガンの正確な位置を知るための検査。

1日3gを始めて今日で1ヶ月と6日目。
ますます元気になる父。以前よりも食欲があり、食べる量も体重も増えている。顔つきに生気がみなぎり、血色も良い。血圧も正常。健康だった頃よりもはるかに具合が良いので、何故自分が胃を取らなければならないのか父本人も矛盾を感じている。

母は「本当にガンとは思えない…」が口癖になっている。

今ガンはどうなっているんだろう…



2007 12.25

本日入院

今日はXmas…

病院から可愛いプレゼントを貰う父




≪前編・終了≫ 後編を見る




gauss0421 at 20:09|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!
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